磨き残しが少しでもあるとすぐ歯肉炎になり、たまに出血もあります(特に奥歯)。歯肉炎の原因を知りたいです。

歯肉炎とは、歯周病の初期段階もので歯茎のみに炎症が出ている状態をいいます。
歯茎が赤みを帯びたり腫れがあったり歯磨き時に出血があったりという症状がみられます。
歯肉炎の段階では痛みがないため症状に気づかない場合が殆どです。

出血がたまにあって痛みがある事から歯周病の1歩手前の状態か、逆に歯ブラシを頑張りすぎて歯茎を傷つけてしまい炎症がおきているかのどちらかと考えられます。

歯肉炎の原因 1 歯石の付着

歯周炎寄りの炎症ならば、日々のブラッシングにプラスして定期的な歯石除去をすることが大切です。個々で状態は異なりますが、3カ月に1回は歯科医院で歯肉のチェックをしてクリーニングをすることをお勧めします。

日々の歯磨きに気をつけていても歯石は付着します。
歯石とは、食べかすではなく唾液と化合してできる付着物質なのです
この歯石は歯ブラシでは落とすことが出来ないので、歯石が付着したままではいくら歯磨きを頑張っても歯周炎(歯肉炎)は進行します。

歯肉炎の原因 2 実は歯を「磨きすぎ」ていた

次に過度なブラッシングによるものをご説明します。

過度なブラッシングは歯垢を的確に落とせないだけではなく、歯や歯茎に様々な弊害を引き起こします。例えば、歯肉を傷つけたり歯肉が退縮したり知覚過敏を引き起こします

ご自身の歯と歯肉の境目を見ていただきたいのですが、歯と歯肉の境目が1㎜程浮き輪状にプックリと盛り上がっている場合、ブラッシング圧が強いと考えられます
これは歯肉炎と間違えやすいですがフェストゥーンといいます。
ご自身での判断は難しいと思いますので、疑わしい場合は歯科医院へ相談しに行ってください。

歯肉炎の原因 3 歯並びが悪い

「特に奥歯が・・・」というのも気になりますね。
もちろん奥歯は歯ブラシが当てにくく、歯垢除去しにくい場所なので歯周炎になりやすいです。
しかし、磨き残しだけではなく、歯列不正があると奥歯の咬み合わせがずれている事も考えられます

咬み合わせの力が強すぎるために歯肉炎を起こしている場合、歯肉炎だけでは収まらず歯周病の進行を誘発するので、早めに診断してもらうことが大切です

 

このように「歯肉炎」とは磨き残しだけの原因ではなく、様々な原因があります。多くの歯科医院では、患者さんにこの多くの原因を一気に説明しても納得できない為、原因として可能性が高いものから指導・処置をしていきます。

再度歯科医院を受診し、毎日の歯磨きを気を付けているにも関わらず改善しないということを正直に伝えることをお勧めします。
歯科医院は痛くなったら行く所ではなく、「痛くならないために行く所」と考えてくださいね

 

 

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