歯列矯正のワイヤーが邪魔で上手く歯を磨けません。せっかく歯並びが良くなっても歯がダメになるのではと不安です。

歯列矯正は時間もかかるので、治療期間は多くの弊害やストレスがありますよね。
矯正中でワイヤー装着中ということは1か月に1回程度診察があると思います。

そこで歯科医師や歯科衛生士は歯牙の移動をチェックするとともに、歯肉の状態や歯の脱灰(虫歯になる前の状態)などもチェックしていますので安心していただいて大丈夫です。

ただし、ご自身でしっかりと予防していかないといけないことは確かなので、気を付けていただきたいことを説明していきます。

歯列矯正中のブラッシング

矯正中は歯と装置の間に食渣が大変詰まりやすくなります。
必ず食後(間食もふくめて)のブラッシングを心掛けてください。
これを怠ってしまうと、どんどんプラーク&食渣が装置に溜まり口臭や虫歯や歯周病を引き起こします。

定期的な歯科受診で必要があればクリーニングを行いますが日々のセルフケアが非常大切です。

①装置周りの磨き方

歯の中央に接着している装置周辺は食後食べカスがかなり溜まります。
効率の良い除去法は、1本の歯を装置を境として上下に分けて磨く事です。
歯ブラシの毛先を装置に向けて細かく動かし磨いてください。

②歯と歯の間の磨き方

歯と歯の間も虫歯誘発部位です。
最低でも1日1回は徹底的に清掃するよう心掛けてください。
こちらも歯を上下に分けて考え、全体は歯ブラシを縦に当てて磨く必要があります。
歯の先端部(入る部分)はフロスを使い根本部分(歯肉側)は歯間ブラシを使用します。

③歯と歯肉の間(歯周ポケット)の磨き方

歯ブラシを斜め45度に軽く押し当て、なるべく細かく横磨きをします
装置が邪魔かもしれませんが、歯ブラシの毛先が歯周ポケットに密着するように意識して当ててください。

歯列矯正中に使いたい歯ブラシと磨き方

装置の周りは筆のようなタフトブラシを使うことをおすすめします
歯周ポケットはやわらかめの歯ブラシを使用してください。

歯ブラシは開いてしまうとブラッシングの効率が非常悪くなるため、毎回磨く前には歯ブラシのチェックもしてください。

そして歯磨き粉はあまり多くつけずに鏡を見ながら、鉛筆持ちで歯ブラシを持ちましょう
どうしても難しいと思うところは歯科衛生士に遠慮なく聞いてみましょう。
きっとできるまで指導してくれますよ。

 

矯正器具装着中は虫歯や歯周病になるリスクは高くなります。
そして矯正中の歯磨きは手間と時間がかかりますが、自分で予防できることはしっかりとやりましょう。

この時期が大変でも、めでたく装置を外せた時、頑張った歯ブラシの経験は将来的にもご自身にとってとても良いものになるでしょう。

 

 

 - 歯と口内のQ&A, 歯列矯正