歯並びが悪くて子供用の歯ブラシを使っても届かないところがあり、特に奥歯は虫歯になりやすいです

歯並びが悪いと沢山のデメリットがあります。
できれば矯正をして快適に日々を過ごしていただきたいのです。

しかし、残念なことに日本の歯科治療は歯科矯正が保険適用外です。
時間も費用もかかるため積極的に治療できないのが現状ですが、口腔は生まれてから死ぬまで毎日使うものです。

将来の事も考えなるべく早くに矯正することおお勧めします。
自費診療だから勧めるということではありません。あなた自身のためなのです。

何故こんなに勧めるのかを説明していきましょう。

歯列不正のデメリット

①ブラッシングが難しい

これにより、虫歯・歯周病・口臭・粘膜炎症をひきおこします。

②咬み合わせが悪い

上下の歯、隣接の歯がずれているとしっかり咬み合わせることが出来なく障害が出てきます。

  • 体幹不安定
  • 集中力低下
  • 認知症誘発
  • 審美的問題
  • 咀嚼障害
  • 発音障害
  • 内科的問題
  • 骨変形

大きく挙げましたがこれらが代表的なデメリットです。
細かく挙げると切りがないほどあります。
歯並びの悪さは自分で思っている以上に体に負担をかけてしまうのです

実際、歯並びを直したら体の不調が良くなったということがあります。
(肩こり、腰痛、偏頭痛、鼻づまり、耳鳴り、生理不順、冷え性、etc・・・様々なことが歯並びの悪さが原因ということもあります)

メリットはというと、見た目が印象的で人に覚えられやすい事くらいでしょうかね・・・。

実はブラッシングは難しいのです

歯列不正の場合、どんなに頑張っても磨き残しの量が多くなります。
歯並びが良い人でも100%完璧に磨くのは不可能なのです。(歯科医師も歯科衛生士もです)

「奥歯まで歯ブラシが届かないから子供用の歯ブラシを使う」というのは残念ながら間違っています
子供用の歯ブラシは子供の歯の質に合わせて作られているため毛質が大人用よりも「かため」にできています。

この「かため」の歯ブラシで一生懸命毎日磨いていると歯垢と一緒に歯の表面も削れてしまい知覚過敏を起こすリスクが高くなります。

ブラッシング補助器具で完璧に近い歯磨きを

お勧めなのは、タフトブラシというものです。
子供歯ブラシとは比にならないくらい小さくピンポイントで歯列不正部位に当てることができます。

次にフロス。
フロスはワックスなしの物を選んでください。
ワックスありよりも歯垢除去率が高いです。

歯間が大きい場合は歯間ブラシも必須です。
歯間ブラシは適切なサイズを選ぶことが重要ですね。
歯磨き粉はジェルタイプを選んでください。
ペーストの物だと泡が出やすく磨きたいところが磨けません。

次に鏡です。
感覚で磨くのでは歯垢は落とせません。
しっかり口腔内を見てブラッシングしてください。

これらすべて行い、60%磨けるかどうかでしょう。
普通の歯ブラシ→タフトブラシ→歯間ブラシ→フロス→洗口剤の順番です。
是非今日から実行してください。

 

歯列不正の度合いにもよりますが、歯列不正だと歯を失うのは時間の問題です
若いときは見た目や虫歯の問題だけでも、将来的には歯周病や全身障害に至るまで関わってきます。

矯正治療は高額ですが、虫歯治療を繰り返したり将来歯を失って入れ歯を入れたり様々な要因を考え、歯科医院は歯列矯正をお勧めします。
もしも悩まれているなら是非考えてみてください。

 

 

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