銀歯の下に虫歯ができるが自分で対処ができない。自分の歯を残すにはどうすればいいのか

歯は、一度治療が必要になるとその後も問題が起きやすく、本人と歯科医院の双方で経過を注意深く見ていかなければなりません。
自分の歯を残すためには、自分自身での「セルフケア」と、歯科医院での「プロフェッショナルケア」が大切です。

銀歯なのになぜ虫歯になるのか?

新しい虫歯ができている

虫歯を削って歯に銀歯を入れるとき、ピッタリと段差がほとんどない状態にして歯の形を復元します。
しかし歯ぎしりや食いしばりをする人は、自分の歯をすり減らすので銀歯と段差が生じ、そこから虫歯になるのです

銀歯が劣化している

現在、健康保険の適応で厚生労働省に認可されている成人の詰め物や被せ物のほとんどは、金銀パラジウム合金です。
ほかに銀合金・ニッケルクロム合金がありますがほとんど使われることはありません。

金銀パラジウム合金は、JIS規格により銀50~60%、金12%以上、パラジウム20%含有し、「そこそこ強度は保ち、体に害が少ない」金属で作られています。
しかし劣化しにくいとはいえ、決して永久的な物ではなく、数年経つと錆のような変色が起こります。

したがって、銀歯が劣化して歯とのすき間ができ、中で虫歯になる可能性は十分あります。

銀歯を付けるセメントが劣化している

銀歯を付けるとき、接着力が高く歯に負担をかけない物を使います。
しかし歯や銀歯に比べて水や温度の変化に弱いため、できるだけうすく付くようにします。
それでも時間の経過と共に極うすいセメントのラインが劣化し、わずかなすき間ができます
そこに虫歯の菌が入り込んで、中で虫歯になってしまうのです。

始めから虫歯を取り残している

「取り残してしまった」場合と、敢えて「取り残した」場合があります。

前者は、歯科医師の技術力によるもので、本来あってはならないものです。
歯科医師の感覚に頼らず、虫歯菌に感染しているところをはっきりと目視できる「う蝕検知液(カリエスディテクタ-)」という物があり、虫歯を赤く染めて確認することができます。

次に敢えて「取り残した」場合です。
神経近くまで虫歯の菌が歯の内部を侵食しており、これ以上削り取ると神経まで到達してしまうとき、神経を保護する薬を一層敷いて、歯が神経を守ろうと新しい歯質を作ることを期待し、経過を見る場合があります

歯は、神経を取ってしまうと歯の質が弱くなるため、できるだけ神経は残した方が良いという見解から、このような処置をすることがあります。
数ヶ月経過を見た後、再度削って虫歯の菌がなくなるまで削ってから、銀歯を詰めるのが、適切な方法です。

銀歯の下を虫歯にしないために自分でできることは

信頼できる歯科医院選び

近年、マイクロスコープなどの最新機器を使って、虫歯を見逃さずしっかり治療をする歯科医院が増えています。

また、金属よりもセラミック(陶材)の方が白く見た目が良いだけでなく、変質しにくい特徴がありますので、取り扱いのある歯科医院で相談することも、歯を長持ちする可能性があります。

歯に限局した見解だけでなく、歯ぎしりや歯磨き習慣、また食習慣に至るまで、患者さんの状態を総合的に診て診断・診療する歯科医院を選ぶことは、非常に大切です。

適切な歯磨きと定期検診

自己流の歯磨きには限界があります。苦手な場所の歯磨き方法を歯科医院で習い、実践します。デンタルフロスや歯間ブラシの併用もします。
また、定期検診を積極的に受け、問題の早期発見・早期治療に努めます。

 

詰め物の下に虫歯があるかどうかは、レントゲン写真である程度は判断できます。
信頼できる歯科医院で相談し、適切な治療をすることをお勧めします。

 

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